■日本だけの徳用型マッチ
ポケットサイズのマッチの大きさは世界共通なのです。
どうしてかというとマッチは、1840年頃ヨーロッパで一大産業となり、そこで学んだ人々がアメリカや日本(日本人は清水誠さんという人)でマッチを作り始めたので世界中同じ型になったのです。
ところが私達が昔の記憶にある台所のかまどのそばに置いてあったあの四角い箱は日本だけの物なんですね。
じゃぁいつ頃からあるかというと昭和4年に大同燐寸(兼松日産農林の前身)という会社が実用新案の特許を出していることと、業界の生産数量の実績表に昭和5年から徳用型が表示されているのでその頃だということが分かりますね。
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(徳用マッチ・徳用マッチグッズ)
黒田 康敬
1999年9月1日